加湿器には、大きく分けて３つの種類があります。まずは水を沸騰させてお湯にし、湯気を出すスチーム式。それと、水を細かな粒々にしてそのまま吹き出すという超音波式。風を送って水を蒸発させる気化式です。 これら三つの中でスチーム方式が最もお勧めなのは、まずは加湿能力が大きいことがあげられます。 もうひとつの特徴は、衛生的だということです。基本は湯を沸かすのですから、ばい菌などが水に入っていても死んでしまいます。　また、水蒸気として気化するのは「水」だけですので、不純物は本体の中に残ります。空中に出て行くのは蒸留水の湯気であるため、赤ちゃんやお年寄りなど免疫機能が弱い人がいるお宅には、このスチーム式が勧められます。 一方で、デメリットというと、まずは電気をたくさん食うので電気代がかかります。また、倒してお湯をこぼしたり、湯気に手をかざしたり触ったりすると危ない。そして、お湯を沸かすので、部屋の温度があがります。 デメリットを考慮しても、スチーム式加湿器はお勧めです。